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社長コラム

チョコレートと歯医者さんの思いで。

2014年2月 1日掲載

 『はい、ヨシザワさん、お口ゆすいで下さーい。』白衣で美人の助手さんに促されてウガイをしているのは、私が通う歯科医院の診療室。今年で開業111年の3代目院長は、私が所属する奉仕団体の先輩で、最新歯科医療に関する勉強と研究を怠らない、50歳を過ぎた今でも生き生きと活躍するドクターです。目隠しのため、白衣美人が掛けてくれたタオルも、柔らかくていい匂いがするものでした。熟練のタービンさばきで治療を受けている間、遮られているはずの視界に、むかしのある光景が映っていました。
 ...日も落ちたある冬の日、お菓子職人だった私の父親が、いつもは商品の配達に使っている白のライトバンを運転して、利根川に掛かる大渡橋を走っています。その助手席で、大声をあげて泣いているのは4歳の和男少年、今から46年前の私です。『毎日作るお菓子がよく売れてねぇ、眠るのがもったいないくらい仕事がおもしろかったよ。』と、私の母親が話したように、彼女の夫が13年の修業を積んだのちに、故郷・前橋に帰って始めた製菓業の商売がいよいよ花開いたのがこの頃です。昼間は暗くなるまで外で遊んでいた私は、そこで起こる様々なことに興奮して、夜は夜でなかなか眠らない子供だったと、これも彼女によく聞かされた話です。深夜までお菓子作りをしたい夫婦は、私を早く寝かしつけることに腐心したそうです。いろいろ試した結果、チョコレートを食べると私はおとなしくなり、じきに眠るのだという事がわかったようでした。夕食を済ませ、子供は寝る時間となったところで、彼らは板チョコ1枚を示すと、私はよろこんで受け取り、たっぷりと甘い時間を楽しみながら眠りに就いたそうです。このような毎日が続いた結果、私の幼い歯は痛み出し、そのたび、白いライトバンは川の向こう岸にある馴染みの歯医者さんに向うのでした。
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 ...今月14日はバレンタインデー。物心ついたときから歯医者先生のお世話になっていたおかげで、あのタービンへの恐怖感はありません。今では腕のいい先生と優しくしてくれる美人助手さんのおかげで治療の時間はむしろ快適に思える私ですから、チョコレートは遠慮なく頂戴するつもりなのです。

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