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社長コラム

挿し花とメール

2015年3月 1日掲載

 1月も下旬に差し掛かった水曜日の夜。この原稿を書くために一人でいる社長室には今、良い香りが漂っています。水を張ったガラス瓶に、黄色い花をつけた枝が三本、小粋に挿されています。香りのもとは、蝋梅(ろうばい)の花で、コミュニケーションスタッフのシマダさんが、担当するお客様から頂いてきたものです。「花の匂いではこれが一番好きだなぁ。」と私が話した翌日の朝、ソファーテーブルの上に彼女がそっと飾っておいてくれたのでした。
 この花にはある思い出があります。ダイキョーは上泉町に引っ越してきてから今年で8年目になりますが、以前は青柳町で営業していました。創業から1年が経ったとき、以前からの知り合いだったSさんが所有する土地に、現在は勇士会会長の割田棟梁の協力を得て建てたのが、青柳町の事務所でした。その敷地には、Sさんが植えた蝋梅の木があったのです。いま
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思えば、「新しい事務所はここに建てよう!」と決めた理由の一つに、いい匂いがするこの花の存在があったことは否定できません。そこには、古い倉庫が建っていましたが、それを解体する際、残してもらえるよう、自ら職人さんに頼んでいたのが、この蝋梅の木です。そして、新築が成った平成12年の正月。事務所の応接室の窓から見えるその木に、黄色いつぼみが膨らみ始めたときは何ともうれしかったことを思い出します。花の寿命は長く、毎年正月から3月中頃まで、その香りで私を楽しませてくれました。私の奥さんが枝を切って家に持ち帰れば、まだ元気だった私の母親も『いい匂いだねぇ。』と喜び、私は10センチほどの小枝を愛車の中に潜ませていたものです。
 頬杖をついてガラス瓶の黄色い花をぼんやり眺めている時、携帯電話にメールが届きました。マネージャーのキグレさんからです。彼女には優れたネーミングの才能があり、お祭りにも使われる『大大大好きダイキョー!』のフレーズは彼女が口ずさんで生まれたものです。今夜、私が部屋にこもって原稿を書くことを知っていた彼女が、何かのきっかけにと送ってくれたキャッチフレーズがありました。実はガラス瓶の挿し花とそれがつながり、あとはスラスラとマス目が埋まったのです。明日、出社したら二人の女性スタッフにお礼を言おうと思った、締切日の夜でした。

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