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社長コラム

コシヒカリと桜の木

2015年4月 1日掲載

 『ヨシザワさん、よかったら、残りも全部譲ってもらえませんか。』
勇士会メンバーのシモダさんが気に入ってくれたのは白沢町産のコシヒカリ。私の奥さんの実家である、小野家の倉庫に保管してある米袋を受け取るため、彼女の運転で、関越自動車道を沼田方面に向かって走り出しました。2月も下旬に入ったこの日は晴天で、正面の青空には、真っ白な雪山がキラキラと光っていました。白沢町では、その武尊の山々から湧き出す水のおかげで、上質な米が実ります。その上、小野家の田んぼで刈り取られた稲は、すべて天日干しにするので、収穫された米の味は驚くほどに良いのです。ここまで書いたところで、その炊き立ての白いご飯が食べたくなりました。それはさておき・・・。
「あれ、知らぬ間に、だいぶ大きくなったねぇ。」
 実家に到着し、私が思わず口にしたのは、広い庭に長く枝を伸ばした一本の木が目に入ったからです。それは10年前、『おい、カズオ、こいつがでかくなったら、花を見ながら一杯やろうじゃねえか・・・。』と言って、私の義父、酒好きの吉太郎さんが植えたソメイヨシノです。地面にはまだ雪が残っていましたが、木に近寄って見てみると、間もなく訪れる雪
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解けの時期を察してか、枝のところどころが、小さく膨らみ始めていました。ここでは、4月の半ば過ぎからゴールデンウィークの前半にかけてが、花の見頃です。亡くなって7年が経つ義父とは、この桜で酒を飲むことは叶いませんでしたが、幹も立派に育った今年は、約束通り、初めての花見をすることに決めたのでした。その時に忘れてはならないのは、彼が好きだった焼酎と、マグロの刺身です。
 米袋120キロ分を積んだ車は、行きよりも車高を低くして、関越自動車道を前橋へと走り出しました。『吉太郎桜』が咲くころは、武尊の雪は解けて、美味しい米を作るための水を、再び貯え始めているはずです。

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