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社長コラム

こども楽校

2015年9月 1日掲載

『ちょっとアルバイトに行ってくるよ!』
 10歳くらいの男の子が放ったその言葉に、住職と私は、思わず顔を見合わせて笑った。ここは、前橋市上泉町・玉泉寺『こども楽校』。梅雨明けの月曜日は、『海の日』にふさわしい、真夏の太陽が照りつける一日だった。ダイキョーのイベントでもお馴染みの、『こども楽校』は、子供たちが会場内で仕事をして、報酬をもらい、そのお金を使って、遊びや飲食ができ、余ったお金は貯金しておくこともできる。お金といっても『こども楽校』でのみ使える(エコマネー)というチケットだが、報酬を得て、使ったり貯めたりする社会の仕組みを、ここでは体験できるのだ。やってみると、子供たちに非常に人気があることがわかった。2年前、快くダイキョーにそのやり方を教えてくれたのが玉泉寺の住職で、彼はこの『こども楽校』の創始者である。私より干支で言うと、ひと回り以上年下だが、豊富なアイディアには、いつも驚かされる。教えてもらったお礼も兼ねて、年に二度開催するご本家のこども楽校には、ダイキョーからスタッフがお手伝いに行っている。
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 ところで、わたしも学校時代、働いてお金を得た経験がある。・・・このコラムにも登場したことがある私の父親は、実は46歳の若さで亡くなった。私が中学3年生の12月のときである。それでも高校に進学した私は、硬式野球部に入部した。野球の場合、道具がなければプレーできない。グローブ、スパイク、ユニホーム一式。硬式となるとグローブの値段は軟式用に比べ何倍もする。家庭の事情も考えず、お金の掛かる部活を選んだものだ。もともと呑気な性格な私だが、ひとり働く母親に多少、すまないという気がして、新聞配達のアルバイトを始めた。夏の早朝、バイクで風を切って走るのは気持ち良かったが、真冬の真っ暗な道や雨の中、時には雪が降る朝はちょっと悲しかったことも思い出す。しかし、そのおかげで、お金を稼ぐことを同じ年の仲間より少し早く経験できたことは、今では何となく得をしたような気がしている。
 『こども楽校で遊ぶと、どうしてお父さんが仕事をしているのか、子供たちが気付くんですよ。』住職がうれしそうに話していたことを思い出す。・・・住職と私は、仕事に出掛けるカッコいいお父さんの姿を、男の子に見たのである。10月はダイキョー祭りで、『こども楽校』が開校する。

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