HOME »  社長コラム » 2本で50円!!

社長コラム

2本で50円!!

2016年1月 1日掲載

「寒くなったら、これでおでんを作るよ。」
 海産物店で見つけた日高昆布を手に、事務所で宣言したのが、10月のある金曜日。そうは言ったものの例年に比べ温かく、その気になれないまま、秋の一ヶ月は過ぎてしまった。
 そんな、11月も下旬に入ったある土曜日のこと。前橋市内の高等養護学校で、生徒と卒業生による、年に一度のバザーが開催されていた。この学校と、私が所属する奉仕団体とは、数年前から交流があり、その日は、クラブの有志4名が奉仕活動に出向くことになっていた。活動内容はフランクフルトの販売で、私はテンガロンハットにジーンズ姿で、それを焼く鉄板の前に立っていた。気がつけば飛び入り参加だったにもかかわらず、100本を超えるフランクが売れ、4名の労力と共に、その売上金を学校に寄付することが出来た。
 それはさておき・・・。メインのバザーでは、衣類、食器、雑貨など、様々な品物が会場の体育館いっぱいに並べられ、売り手と買い手、大勢の人で賑わっていた。その中に、野菜売り場があった。近くの農家が一家総出で店を開いていたのだろうか、老夫婦、若夫婦、子供ふたりの6人が、仲良く、息の合った様子で働いていた。ちなみに長さ50センチもある大根の値段は1本50円だった。
cl82.gif
 そして、時間も過ぎた閉店間際。一足先にフランクの屋台を片づけて、館内を歩いている私に、『ねぇ社長!買って行ってよ、もう特別だ!2本で50円!!』値段もそうだが、『社長!』という言葉に意外と弱いことに改めて気がついた私だった。老店主は、手早く新聞紙に包んだ2本の大根を、50円玉を差し出す私に、ニッコリと手渡した。
 すべての作業が終わり、屋外に出た時、日暮れの空気が冷え込んでいることに気が付いた。スマートフォンの天気予報を見ると、最高気温が10℃を下回る日が、週明けにやってくると示されていた。「よし!」私のスイッチが入った。・・・予報通り底冷えのする寒さとなった、その日。直径40センチの大鍋に、味の浸みた2本の大根を始め、9種の具が煮込まれた熱々のおでんが、約束通り事務所に届けられた。『ねぇ社長!』と勧めてくれたおじいちゃん店主に何となく感謝した、師走も近い11月の木曜日、正午のことだった。・・・新年あけましておめでとうございます。本年が皆様にとって、健やかで幸せな一年であります様、スタッフ一同、心よりお祈り申し上げます。

このページの先頭へ


リフォームサービスエリア

群馬県中毛地区

前橋市、伊勢崎市、玉村町

群馬県西毛地区

高崎市、安中市、藤岡市、富岡市

群馬県北毛地区

渋川市、吉岡町、榛東村

群馬県東毛地区

太田市、桐生市、みどり市、大泉町