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社長コラム

修行歴、25年

2018年4月 1日掲載

 『聞いた話ですけど、25年くらい経つと、自然に治っちゃうそうですよ。』土曜日のショールームで、お昼を一緒に食べていた商社のオオキ氏が言った。私の花粉症が始まったのは、確か30歳の頃だったと記憶している。この日は2月も下旬で、普段の年ならティッシュペーパーが手放せない時期だった。今年の5月で55歳になる私は、「もしや?」と、淡い期待を抱いた。
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 ・・・25年前、アレルギーの検査を受けたとき、担当の先生は私にこう言った。『吉澤さんは、ほとんどの花粉に反応が出ていますね。それに、それぞれが最高値を超えてしまっているので、果たしてどこまで重い症状なのかは、正確にはわかりません。』食べ物に好き嫌いがなく、何でもおいしく食べられることは、いろいろな場面で得をする私だが、花粉でのそれは、あまり有難くない。季節によって様々な花粉が登場するはずだが、私の体はそのほとんどを受け入れてしまうと言ってよい。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛みや咳、肌が痒くなったり、ヒリヒリしたりと、症状は多岐にわたり、四半世紀の間、私は翻弄され続けた。
 これらが治るとなれば、こんなにうれしいことはない。ゴルフをした日の夜、「ビールのグラスに口をつけたら、両方の鼻が詰まっていて、息が出来なかった。」そんな、間抜けな思いもせずに済むのだ。
 ・・・2月が終わっても、まだ私の体に変化はなかった。期待が希望へと変わりつつあった、3月の第2土曜日。温かな強い風が吹いた。一緒に運ばれてきたスギの黄色い花粉に、私のセンサーが反応した。何のことはない、今年は飛散の出だしが遅かったに過ぎなかった。その日のくしゃみは数十回、ティッシュペーパーも同じ枚数を使用した。私の場合、25年では終わらなかった。花粉の修行は、今年もつづくことになった。

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