HOME »  社長コラム » 『威勢のいい男』

社長コラム

『威勢のいい男』

2020年4月 1日掲載

2月9日13時30分。
クラクションを鳴らし、1台の霊柩車が葬儀場をあとにした。
見送った故人は、友人のI氏。
身長180センチ。大きな声は甲高く、気短で威勢が良かった。
生まれ年は、私と同じ昭和38年。
あちらは1月生まれで、こちらは5月生まれ。
「二人とも卯(うさぎ)なんだから同じ年でいいじゃないですか。」という私に対して、『ダメだ! あいだに4月を挟んでるんだから俺の方が一つ上だ!』と言って聞かず、その関係はずっと変わらなかった。
・・・あれは20年前。
富士見町ゴルフ連盟が主催するゴルフコンペに参加した時の事だ。
おかしなことに受付にI氏がいる。
中学校時代はバレーボール部のキャプテンだったが、ゴルフに関しては、年に数回コースに出るレベルである。
先輩の連盟役員に乞われたのだろう。
頼まれればイヤと言えない性格がまた、微笑ましかった。
「あれ、Iさん、なんでそんなところにいるんですか?」
私は、受付のテーブルに陣取る彼を少しからかった。
『うるせえな。あっ、オメエ、今日から連盟に入れ!』
即日入会である。
「Iさん、なんで俺を誘ったんですか?」
後日、一緒に酒を飲みながら私は訊いた。
『あのとき、連盟では俺が一番年下だったからさ。』
『オメエが入れば、俺が威張れるだんべぇ!』
理由がわかりやすくて、私は思わず吹き出した。
二人は、いつもこんな調子だったが、出会いの時は、それはそれで彼らしかった。
私は22年前に創業し、富士見商工会に入会した。
『おお、オタクがヨシザワくんかい。 よく入ってくれたなぁ! まあ仲良くするべぇ!』
甲高い大きな声で真っ先に歓迎してくれ、私が早く仲間に馴染めるようにと、方々に引き回してくれたものだ。
・・・『わりいね、先に行くよ!』。風が強く、カラッと晴れた日曜日の午後、富士見一威勢のいい男が旅立つ。
最後まで気短を通した、57年の生涯だった。

このページの先頭へ

下水切替工事

中古住宅不動産情報

すまいのタスカル

新築施工日記

新築施工日記

新築施工日記

手丸さんプロフィール

受賞

受賞

水まわり工房工スタートダッシュコンテスト2019年「プラチナ賞」受賞

リフォームサービスエリア

群馬県中毛地区

前橋市、伊勢崎市、玉村町

群馬県西毛地区

高崎市、安中市、藤岡市、富岡市

群馬県北毛地区

渋川市、吉岡町、榛東村

群馬県東毛地区

太田市、桐生市、みどり市、大泉町