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社長コラム

『大切なこと。』

2020年10月 1日掲載

お盆休みも最終日となった8月第三日曜日。
上達を見込まない気楽なゴルフ練習から帰宅した私は、シャワーを浴びた後、朝食の準備に取り掛かる。
台所の隅には、これから食べるキュウリとナスが入った糠床の容器が置かれている。
以前このコラムにも書いたが、私のぬか漬け歴は今年で5年目を迎えた。
『ウチのはねぇ、私がお嫁に来てから何十年と続いているのよ!』
こんな風に話すベテラン主婦もいるが、私の場合は毎年新しいものを仕込む。
最初の3年間は、その味についても、なかなかに評判が良かった。
幸運が重なっただけのことだったが、私は少し調子に乗っていた。
家庭用精米機を購入したため糠は自家製となり、調味料の種類も増やし、自信満々で4年目のシーズンを迎えたのだが・・・。
『おいしくない。』と、わが家の実力者は首を傾(かし)げた。
漬けた野菜に強い発酵臭が残るというのだ。
順調に思えたぬか漬け作りだったが、ここで壁にぶつかった。
しかし昨年は、その原因がわからぬままに、無念のシーズンを終えたのである。
そして今年も夏が来た。
「そうだ!」
私は『あること』に気がついた。
そして、それを試してみると・・・。
『うん、美味しい!』
実力者の首が縦に振られた。
試してみたのは、糠を煎(い)ることだった。
3年目までは煎ったものを買っていたので、自家製の糠を使った4年目は、その事に気付かなかった。
それはぬか漬けを作る上では欠かせない工程で、建物で言えば基礎に相当する、極めて重要な部分だったのだ。
これでは後からいくら手を尽くしても、初めからやり直す以外、まともな味にはたどり着かないわけである。
 (基礎が出来ていない・・・。)
この時、何故か私のスウィングフォームが頭をよぎった。
「物事ってのは、端折(はしょ)っちゃいけないんだねぇ。」
好評が続く今年の糠床をかき混ぜながら、私は一人つぶやいていた。
今年の夏は、大切なことを糠味噌が教えてくれた。
先生というものは、いつ、どこに隠れ潜んでいるのか?・・・油断ならない。

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