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社長コラム

リスク回避

2020年11月 1日掲載

今年の秋は、彼岸の入りから中日(ちゅうにち)までの4連休となった。
コロナ感染のリスクは未だ残っていたが、行楽地には多くの人出が予想されていた。
テレビでは、この期間を『シルバーウィーク』と言っていたが、私には、あまり馴染みのない呼び名だった。
調べてみると、10年ほど前に生まれた『ハッピーマンデー制度』によって、何年かに一度、こういう週が出来るのだということを知った。
・・・そんな、連休入りを翌日に控えた金曜日の朝。
『一日くらい、どこかへ出掛けたいなぁ。』
リビングのソファーに腰掛けるわが家の実力者がつぶやく。
2階の寝室を出てゆっくりと階段を降り、まずここへ体を預けるのが彼女のルーティンワークである。
独り言のような口調だが、台所で朝食の支度をしている私にハッキリ聞こえるのだから、独り言ではない。
「それなら一泊くらい、温泉にでも行くかい?」
結婚して27年。
私も返す答えを間違ったりはしない。
『じゃあ、そうする。』
彼女はスマホを操作し始めたが、間もなく。
『取れなかったぁ!』
叫びにも似た声が部屋中に響いたのは、私が冷蔵庫の扉を開けた瞬間だった。
振り返ると、彼女は両手を広げ、背もたれに体を投げ出している。
残り一部屋だった目当ての宿を、僅かの差で逃したというのだ。
再び冷蔵庫に目を戻した私は、『大根と油揚げ』に手を伸ばしていた。
みそ汁の具は、わかめと豆腐の予定だったが、選手交代である。
焼き魚も、エース・『サバの文化干し』を登場させる。
大根おろしに『しらす干し』を添えたところで、食卓には彼女の好物が出揃った。
「惜しかったねぇ・・・でも、あんまり混んでるんじゃ、感染のリスクが高くて怖いよ。」
テーブルについた彼女に炊き立てのご飯を差し出しながら、私は労をねぎらう。
口に運ぶものすべてが好物であるせいか次第に機嫌も直り、この15分後、わが家の実力者はオレンジカラーの愛車を駆って、元気に出勤していった。
ホッとした私は、ブザーが鳴った洗濯機の中身をカゴに入れ、2階のベランダに向かった。
・・・これは、わが家における『リスク回避』の話である。

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