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社長コラム

2022/12/01 その他

『骨の折れる出来事』

「そうですか。」

「ところで先生はゴルフをされますか?」

『ええ、やりますよ。』

「もし、先生がこの状態だったら、プレーに復帰するのはいつ頃ですか?」

『そうですねぇ、11月の中頃くらいですかねぇ。』

9月の第4水曜日の昼前、診察室でのドクターと私の会話である。

・・・前日の夜。

「イテッ!」

私は自宅の片隅で小さく悲鳴を上げた。

この日、かねてから約束していたゴルフのあと、その仲間達と酒席が催された。

機嫌良く帰宅し、風呂に入った後の出来事だった。

パジャマに着替えて脱衣場を出た時、踏み出した右足を追いかける左足が壁の角にぶつかったのである。

29年間歩きなれた廊下の幅を、足の指2本分間違えた。

左足に目をやると、薬指が小指側に30度程傾いている。

「キミちゃん、足の指が曲がっちゃってるよ!」と叫ぶと、『うるさいなぁ。』と言いながら、わが家の実力者がリビングから出てきた。

『あれ、ホントだ。』

何か珍しい光景を見るような様子だった。

私は恐る恐る手を添えて、曲がった方向とは逆側にそっと力を加えた。

薬指は「コキン」という小さい音と共に、元に戻った。

『もう、酔っぱらってお風呂になんか入るからだよ、早く寝な!』

実力者は、薬箱から湿布薬を取り出してくると、五本の指を付け根から包み込むように貼ってくれた。

・・・翌朝。

薬指は小指側に戻っていた。

麻酔の役目をしていたアルコールが抜け、それ相応の痛みが始まり、足の甲も腫れていた。

午前中の予定を済ませたあと整形外科で診察を受けると、ドクターはレントゲンの画像を見ながら、『折れてますね。』と、あっさり言った。

そして、冒頭の会話へと続くのである。

ゴルフの解禁日は、ちょうどこのコラムが印刷される頃と重なる。

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