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社長コラム

2024/04/01 その他

『日本茶抹茶サロン324』

 『いらっしゃいませ、お待ちしていまっちゃ。』

 玄関のドアを開けると、赤いエプロン姿の店主が客を迎えてくれる。

 今月は、おしゃれで美人だが、たまに不思議な言葉を発するこの人物のことを書こうと思う。

 JR新前橋駅に程近い、住宅地の一画(いっかく)にその店は建っている。

 店名は『日本茶抹茶サロン324』。

 324の部分は(サンニーヨン)と読むのが普通だと思うが、常連客は(みつよ)と発音することもある。

 お察しの通り、店名は主(あるじ)のファーストネームから採(と)られている。

 冒頭のセリフの語尾に使っている『まっちゃ』は、おそらく『抹茶』が由来で、サロンは、日本茶専門の喫茶店も兼ねている。

 彼女の生まれは渋川市の中心街で、実家では母親がお茶屋を営んでいたと聞く。

 物心ついた時から、お茶に親しみ、母親の仕事を手伝いながら育った。

 しかし、『門前の小僧』というだけではない。

 短大に進んで茶道部に入ったことをきっかけに、茶の湯の魅力にハマり、今では『裏千家茶道准教授』『煎茶道東阿部流教授』『日本茶アドバイザー』の資格を有し、裏千家では、『宗光(そうこう)』という茶名(ちゃめい)も受けている。

 剣術で言えば、『免許皆伝』、茶道の達人である。

 そして、ひとたび和服に身を包めば、凛とした佇(たたず)まいが美しい。

 『茶の湯の点前(てまえ)は、「あなたのために想いを込めた一服を。」という、はぐくみの文化なんです。』と彼女は言う。

 そして、『お茶のある生活を楽しむ仲間を一人でも多く増やすこと。』が、自分の夢であり、使命でもあると、涼やかな瞳を輝かせる。

 ・・・『ありがとうございまっちゃ。また、ご来店をお待ちしてまっちゃ。』

 赤いエプロン姿に戻ると、愛嬌たっぷりの『みつよさん』が、そこにいる。

 『日本茶抹茶サロン324』は、午後1時に開店する。

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