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社長コラム

2024/12/01 その他

『電気自動車(EV)テスト走行の旅』

 10月第3土曜日630分。

 ここは愛知県西尾市吉良町、ホテルの一室。

 昨年の5月にも訪れた場所である。

 あの時は、60歳の誕生日を迎えた翌日に出発したので、「還暦旅行」などと揶揄された。

 前橋からここまでの距離は400キロ余り。

 前回と同じく、交通手段は車だったが、今回はその車に目的があった。

 Co2対策により、道を走る電気自動車(EV)が年々増えている。

 EVを購入した利用者の多くは、自宅に充電用コンセントを設置する。

 弊社のコンサルタントをしている清水先生は、『社長、これから電気自動車が普及するから、充電用のコンセント工事は有望な仕事になりますよ。』と、数年前から私に語り掛けていた。

 その言葉に従い、スタッフ2名に電気工事士の資格をとってもらい、私もついでにEV 車に乗り換えた。

 『なにも、車まで換えなくてもいいのに・・・』という声が聞こえなくもなかったが、「まずは自分で経験をしないと、説得力に欠ける。」というのもまた、私の持論であった。

 『いや、それよりも新しい車が欲しかったんだよ、きっと。』

 スタッフたちは、私の心の内をなかなかに読み取る。

 それは、さておき。

 前日の昼過ぎに前橋を出発し、実際の走行距離は450km

 旅行のテーマは「旅先での充電」と位置付けていた。

 復路の450kmに足りる充電をしておくのが、こちらに滞在する2日間のミッションでもあった。

 EVのナビシステムには、『充電スポット』という項目があり、充電器が設置してある施設などを表示してくれる。

 しかし、まだそのインフラは充分とは言えず、こちらの勉強不足も相まって多少の失敗もしたが、それらをリサーチしながらドライブするのは意外にも楽しかったことも実感した。

 結果は、道中「ガス欠」ならぬ「電欠」を起こすことなく、前橋のわが家に無事にたどり着いたのである。

 というわけで、今のところEV車については、私が社内で一番の「有識者」であることを付け加えて、今年を締めくくらせてもらう。

 感謝越年。

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