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社長コラム

2023/02/01 その他

『結婚記念日と命日』

毎月一日に発行される『Sunらいふ』。

原稿の締め切りは、その1か月半前が通常だが、今月号に関しては編集長から『3日前倒し』のお達しが出ていた。

しかも、『年末年始なので、締め切り厳守でお願いします。』の一言が添えられた。

昨年12月の厳しい締切日は、29回目を迎える私達夫婦の結婚記念日と重なっていた。

折角なので、今月はそれに関連した話を書こうと思う。

・・・29年前のその日、新婦のキミコがわが家に嫁いできた。

そこには、私の母・シゲコが健在で、私より3歳年下の弟もいた。

キミコは沼田市の女子高を卒業すると前橋市の百貨店に就職し、数年間は一人暮らしの自由を謳歌していた。

それが結婚を機に、生活習慣の違う3人との同居が始まったのである。

(もし、俺が彼女の実家に婿入りしたら・・・)

こう想像すると、とても私には務まらないことだが、彼女は誠意をもってその生活を始めた。

今でも忘れないが、弟が結婚のため家を出るときに、彼女は一冊の通帳とハンコを彼に渡した。

それは、彼が家に入れていた生活費を、そっくり貯金しておいたもので、私も知らないことだった。

女手一つで私と弟を成人させた『強き母』・シゲコも『キミちゃん、キミちゃん』と、すっかり彼女を頼りにし、のん気な隠居生活を決め込んでしまったのには私も驚いた。

そして12年前の21日。

甘えついでだったのか、死に水まで彼女に取ってもらったのである。

もちろん、エピソードはこれだけではないが、私が彼女を『わが家の実力者』と呼ぶようになった所以(ゆえん)であることは間違いない。

・・・結婚記念日が締め切り日に、発行日が母の命日に重なったことにより、このコラムが書き上がった。

今年、私達夫婦は結婚30年、母シゲ子は13回忌を迎える。

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